離島暮らしは憧れるけど、大変や不便なイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。どのような部分がデメリットと感じるのかは人それぞれですが、予めデメリットとなるような要素を理解しておくことで生活のしづらさを解消できる対策をしたり、自分が離島暮らしに向いているか改めて検討することができます。まず離島暮らしでは、「車がないと生活できない」という点です。都会のようにバスや電車など交通機関が整っていない離島で生活するためには車が必要不可欠になります。
そのため、免許を持っていなかったり運転に自信がない方には大きなデメリットとなり得ます。島の面積によっては自転車などの移動手段もありますが、荷物を大量に運搬できなかったり、天候の影響を受けてしまうので車より不便になりがちです。次に「娯楽施設や飲食店が少ない」ことが挙げられます。離島にはスーパーなど生活に必要な店舗しか設けられていない場合が多いので、都会に当たり前にあるようなボーリング場やカラオケ店など娯楽施設がないことも珍しくはありません。
飲食店も少ないので、普段の食事を飲食店で済ましている人は自炊中心の食生活になることを心得ておかないと、いざ離島暮らしをはじめた時に食事に苦労してしまいます。飲食店や娯楽施設が少ないに加えて、スーパーで売られている商品も限られているので、離島暮らしでは「日用品が揃えにくい」傾向にあります。品揃えが少なかったり、24時間お店がオープンしているわけではないので、早くしまったりして不便さを感じたりします。本州へ買い出しに出かけた際にまとめ買いしたり、ネットショッピングなどをうまく活用するなど計画的な買い物が大切になります。