都会の人が田舎に憧れるのは今に始まったことではありません。しかし、憧れだけでは田舎に移住しても幸せに暮らすことが出来ません。客観的に物事を見る必要があり、自分には出来るかどうかを考える必要があります。特に男性の場合は新しい人間関係を構築するのが苦手なのでよく考える必要があります。
では田舎に移住して幸せに暮らすにはどうすればいいのでしょうか。基本として覚えておきたいのは郷に入っては郷に従えということわざ通りです。今までの自分のやり方や考え方を変える謙虚さが必要になってきます。自分の今までの肩書や経験は何にも役に立ちませんので、それは忘れることです。
どこの会社で何をしていたかは人々は関心がありませんので、あえて言う必要はありません。また、田舎でのんびり暮らすというのは幻想であり、都会で暮らしていた時より忙しくなります。例えば、北海道や東北、北陸に移住したら雪かきをする必要が生じるでしょう。若いならいいですが、退職後にそれが出来るでしょうか。
都会に比べて濃密は人間関係を構築することになりますので、人と話したり交流するのが苦手な人はなっていけません。プライバシーを重視する人は耐えられないので、都会に戻ることになります。人が好きで勝手に冷蔵庫を開けられても気にしないぐらいなら問題ないでしょう。移住というのは一大決心であり、お金もかかります。
まずは今の家を残しつつ短期間で試してみることが大事であると言えます。